
九州大学で学べること・学部
九州大学は前身となる県立福岡医学校(明治12年開設)、九州帝国大学(明治44年創立)を経て昭和22年に現在の名称になった福岡県にある九州最難関の大学です。
共創学部、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、芸術工学部、農学部の12の学部と学部にとらわれず、自由な修学のカリキュラムが組める21世紀プログラムからなる大学です。
学校の特徴としては、
- 研究設備の強みを生かした産学官民の連携
- 国際交流や留学に力を入れています。
特に国際交流や留学については、九州大学生の留学や海外の留学生の受け入れも積極的に行っています。
そのため、他校に比べて海外で学ぶチャンスが身近にあるといえます。
留学するための資金がないという場合は、一定条件を満たすと、奨学金が利用できます。海外で学んでみたいという方にはおすすめの大学です。
受験の傾向・偏差値
東大や京大といった他の国立大学に並ぶ高い偏差値の大学となります。
偏差値の平均は60程度で最高は医学部の67.5、最低は理学部や工学部、農学部の55です。
最難関の大学と比べると若干下回りますが、それでも難関大学として高い学力が求められます。
試験の傾向は、理数系については、過去の出題パターンを複雑にしたものや応用が必要なものといった出題のようです。そのため、暗記するよりは理解を中心とした学習の方が試験対策としては最適でしょう。英語は、他の国公立大学の問題とそれほど違いはないようです。ただ、自分の考えを英文で書く問題や、語彙数が増えつつある長文などもあり、しっかりした対策が必要です。
キャンパスライフを支援してくれる
九州大学で学べることの他に注目したいのが、キャンパスライフを支援してくれる施設です。研修用の自然豊かな山の家やSNSで情報発信をしているカルチャーカフェがあります。
他にも構内にローソンや紀伊国屋書店等の施設もあり、必要なものは構内で確保できます。住居は、家賃がかなり安い学生寮や学生向けのアパートの斡旋も行っているので生活費を抑えられます。生活費を稼ぎたいという方については、九州大学生活協同組合からの紹介で家庭教師等のアルバイトもできます。構内の設備やアルバイト、住居にいたるまで至れり尽くせりなので、快適なキャンパスライフが送れます。
どの大学を受験するか悩んでいるという方は、九州大学を検討してみてはいかがでしょうか。学びの面でも、大学生活の面でもおすすめです。